設定
設定ではサービスパラメータ、認証情報モデル、使用量データ、コンソールのセキュリティを管理します。
サービス設定
| 項目 | 用途 |
|---|---|
| CodeBuddy API エンドポイント | 上流 URL。既定値は https://copilot.tencent.com |
| 管理者 passkey RP ID / ドメイン | WebAuthn の hostname。スキームとポートは含めない |
| 認証モード(auto/token) | 上流認証方式 |
| ネットワーク環境(internal/ioa/public) | 上流ネットワーク環境 |
| ログレベル | DEBUG、INFO、WARNING、ERROR を選択 |
| API タイムアウト・最初のトークン (分) | 最初の delta が返らないリクエストを打ち切る時間。既定値は 5 |
| Web 検索バックエンド | web_search を実行するエンジン(1 つ選択)。後述 |
| Web フェッチバックエンド | ページを取得するバックエンド(複数選択、選択順に試行)。後述 |
変更後に「保存」を押します。
API タイムアウトは、リクエスト送信から上流が最初の delta を返すまでの時間を計測します。そのため、 応答が始まらないまま待ち続ける時間に上限を設けるものです。出力が始まった後は、時間がかかる回答でも 完了まで許可されます。小数分を指定でき、0.1〜1440 に制限されます。コンソールを開く前に値を 設定する場合は、環境変数 CODEBUDDY_API_TIMEOUT_MINUTES を使用してください。
思考レベル
クライアントはそれぞれ自分の語彙で思考深度を指定します。Claude Code は Anthropic の thinking、 Codex は Responses の reasoning.effort、Chat クライアントは reasoning_effort を送ります。 上流が受け取るのは単一のレベル値だけなので、/v1/messages と /v1/responses はリクエストを ひとつの段階(off → low → medium → high → xhigh)に読み替えてから 1 つだけ送信します。
- カタログに記述があるモデル: そのモデルが宣言している最も近いレベルを、モデル自身の表記で 送信します。
hy3-xはlowとhighを宣言しているため、xhighもmediumもhighになります。 - カタログに記述がないモデル: 上流が自分のモデルに使っている値(
low、medium、high、max)へ段階をマッピングします。xhighはこれに含まれないためhighになります。 - 推論に対応しないと上流が宣言したモデル: 思考フィールドを一切送信しません。
思考は無効にできません。レベルを宣言しているモデルはすべて canDisableThinking: false なので、 「思考しない」指定は上流が受け取れない「none」ではなく、選べる最も浅いレベルに置かれます。 Anthropic の thinking は読み取った後に削除されます(同じ内容を 2 つの語彙で二重に指定しない ため)。ただしプロキシが読み取れない語彙はそのまま転送します。
サーバーツール
Anthropic のクライアントは検索とフェッチをサーバーサイドツール (web_search_20260209、web_fetch_20250910)として宣言し、Codex は web_search_preview を宣言します。CodeBuddy には同等の機能がないため、クライアントが これらを宣言した場合、プロキシは通常の関数ツールに差し替えて自ら実行し、結果を tool メッセージとして追記します。モデルは通常どおり応答し、クライアントはローカルで処理された ことを認識しません。
Web 検索バックエンド
web_search は選択した 1 つのエンジンが実行します。設定の有無にかかわらずすべての エンジンが表示され、選択すると必要な入力欄が現れます。
| バックエンド | 設定項目 | 備考 |
|---|---|---|
codebuddy | なし | CodeBuddy の /agenttool/v1/search。保存済み資格情報が必要 |
searxng | インスタンスのアドレス(ポートを含む)、API キー | 自分のインスタンス。既定値。キーは任意 |
duckduckgo | 地域 | 資格情報は不要。キュレーションされたインスタント回答を返す |
brave | API キー | Brave Search。独立したインデックス |
tavily | API キー | スニペットではなくページ本文を返す |
serper | API キー | Serper 経由で Google の結果を返す |
bing | API キー | Bing Web Search |
exa | API キー | 意味的に一致させるセマンティック検索 |
実行できないエンジン(キーが未入力、SearXNG のアドレスなし)はバックエンドなしとして 解決され、ツールは失敗させるのではなくリクエストから削除されます。既定値が searxng であるのはこのためです。新規デプロイにはアドレスがないため、入力されるまで何も宣言しません。 唯一の例外は codebuddy で、固有の設定が不要なため選択されれば常に提供され、資格情報がない 場合はツールを削除せず検索失敗として報告します。
一覧の最後のオフは無効化のための選択肢です。これを選ぶ(または CODEBUDDY_WEB_SEARCH_BACKEND=none を設定する)とゲートウェイは web_search を実行せず、 クライアントが宣言したこのツールはリクエストから削除されます。この一覧が存在する以前に none を保存したデプロイでも、アップグレード後も同じ意味のままです。
Web フェッチバックエンド
複数のバックエンドを選択でき、選択した順に試行され、最初に成功した結果が採用されます。 直接取得を拒否するページもあれば、ブラウザーを使う取得は直接取得よりはるかに遅いなど、 失敗の仕方が異なるため、複数選ぶ意味があります。
| バックエンド | 設定項目 | 備考 |
|---|---|---|
codebuddy | なし | CodeBuddy の /agenttool/v1/webfetch。失敗時は直接取得にフォールバック。既定値 |
codebuddy2api | なし | このサーバーが直接取得し、HTML をテキストに変換する |
browserable | アドレス、API キー | Browserable のデプロイで実際のブラウザーを操作する。キーは任意 |
jina | API キー | Jina Reader がページを Markdown で返す。キーは任意 |
何も選択しないことが、このツールを無効にする方法です。web_fetch の既定値は codebuddy になったため、以前 passthrough のままにしていたデプロイはアップグレード後に自らページを 取得し始めます。選択を空にすれば元に戻ります。
codebuddy が既定値である理由は、それが CodeBuddy CLI 自身が呼び出すエンドポイントだから です。追加のデプロイは不要で、ゲートウェイに保存済みの資格情報で認証でき、呼び出しが失敗した 場合は直接取得にフォールバックします。
codebuddy2api のフェッチバックエンドは、URL をモデル由来の信頼できない入力として扱います。 接続前にプライベートアドレスとループバックアドレスを拒否し、リダイレクトの各段で再検証する ため、公開 URL がデプロイ自身のネットワークへリダイレクトされることはありません。
どちらの選択も、コンソールを開く前に CODEBUDDY_WEB_SEARCH_BACKEND、 CODEBUDDY_WEB_FETCH_BACKEND(後者はカンマ区切りのリスト)で設定できます。また各 バックエンドの設定にも対応する環境変数があります(CODEBUDDY_SEARXNG_URL、 CODEBUDDY_BRAVE_API_KEY、CODEBUDDY_BROWSERABLE_URL など)。SearXNG はコンソールの 欄が空の場合、SEARXNG_URL と SEARXNG_API_KEY も引き続き参照します。
モデルと使用量
- 「認証情報モデル」ではモデル一覧を編集するか、「更新」を押して再取得します。
- 「使用量統計キャッシュ」の「使用量統計キャッシュを消去」はすべての使用量記録を完全に削除します。
コンソールのセキュリティ
「コンソールのセキュリティ」で管理者ユーザー名、パスワード、確認用パスワードを設定し、「保存」を押します。認証を無効にするとコンソールへ直接アクセスできます。
同梱ゲートウェイを使っている場合、デスクトップアプリではこのセクションは表示されません。サインインが不要なためです(デスクトップアプリ を参照)。自分の運用するデプロイを指定した場合は、そのデプロイ側の設定に従います。